夜勤なし看護師求人を探し始めたきっかけはこんな話

私は看護学校を卒業後、新人教育に力を入れている田舎の二次救急病院に就職しました。
そこは病床数300床弱の、地域のイベントにも積極的に参加しているような地域では最大級の病院でした。
病院内の教育ではプリセプターシップをとっており、業務はパートナーシップで行われていました。
入職直後は「新人研修等が多く含まれ、先輩のナースもみな優しく、やりがいのある職場だ」と感じていました。
歯車が狂いだしたのは2,3ヶ月働いてからのことだと思います。

「処置を行うためには2人の先輩ナースにみてもらい、それぞれ合格をもらう」というルールが発生しました。
要するに、「私が患者に一人で注射などをするならば、その前にまず先輩ナースにその注射の手技がしっかりとできているのかを確認してもらい、合格をもらう必要がある。(2回)」というルールでした。

このルール自体は別に苦ではなかったのですが、苦になったのはその処置の項目にありました。

私の病棟は消化器・腎臓内科で、新人は私を含め3人いました。ひとつの処置を全員が合格するためには同じ処置が最低でも6回なければいけないのです。

そしてもちろん、1回で必ず合格するとは限りません。注射などの処置は日に何回もあるためすぐに合格したのですが、問題は科ごとにわかれた専門的な処置です。
中心静脈カテーテルの挿入やERCPのオペだしなどは月に何度もあるものではありません。
さらに、それらをテストする際には、「自分と先輩の二人がフリーである」必要があります。
その処置自体はあったとしても、「救急病院で二人の看護師がフリーであるという状況」があまりないのです

 

また、3人もいれば要領のいい人もいれば悪い人もいます。私は悪いほうでした。要領のいい子はサクサクと処置を合格していきます。
そこで、少しずつ差がうまれはじめました。

勿論、処置の数自体が少ないものは先輩ナースも「合格してないのは仕方ないよね」といってくれていたのですが、数ヶ月たってもまだ合格していないと「まだ合格してないの?」とプレッシャーをかけてきました。

転職を考え出すきっかけはここからだったとおもいます。

私はあまり強く人にいえないタイプの人間なので、要領のいいこのように先輩ナースに処置を譲ってくれるよう根回しをすることが出来ませんでした。
まして相手は忙しいのですから、余計に声がかけづらいわけです。そんなことが続き1年たつころには、早い子はすべて合格、私は合格していない処置が1/3ほど残っている状況でした。

私が転職を強く考え始めたのはこのあとのことです。
「4月から新人が入ってくるから、合格してない処置はテストもさせないし、今後やらせない」と病棟の看護師長がいったのです。

新人教育に力を入れているといっていたのに、できないなら見捨てるよ、と突きつけられたのです。
そんなことをいわれても上述したように、タイミングがあわなければテストができず、思うようにことが進みませんでした。

そうこうしているうちに4月になり、新人が入職してきたところ
いびりが発生しました。

「あの子は先輩だけどまだ出来てないから、見本にしないでね」
そういうことを連発するのです。

好きでそうなったわけではありません。ルールに縛られているから行えないだけで、処置自体は一人で出来るのです。
私は心底ショックでした。

勿論、フォローしてくれる先輩も多数いました。特に、私の専属の先輩ナースはとても優しくフォローし続けてくれましたし、周りの先輩からのいびりなどもかばってくれていました。

しかし、いいことよりは悪いことのほうが目に付いてしまうのです。行いたい処置もルールのせいで行えず、先輩のいびりにたえきれなくなった私は転職を決意しました。

せっかくだからと、夜勤のない職場に行こうと思い、夜勤なし看護師求人などをチェックし始めました。

今、私は介護施設で看護師をやっています。とても気が楽で、幸せです。

以上が、私の「病院の看護師をやめようと思ったエピソード」です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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